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2013年01月28日

記念日

我が家の3歳半になるナナたんは、未だ父上になついていない。
胎児でお腹の中にいる時から、私がやんちゃぁに対してイライラしてるのを感じていたのか、
産まれて首も起こせない時に、私がやんちゃぁと大声でケンカしたのを覚えているのか、
とにかく馴染まない。

1歳未満のときは、「人見知りよ。」と言って自分を慰めていたやんちゃぁ。
2歳くらいまでは「反抗期よ。」と自分に言い聞かせていたやんちゃぁ。
3歳になってからは、「恥ずかしがっとんよ。」と自嘲なのか本気で言ってるのか
わからないけど、とにかく嫌われていたやんちゃぁ。

(滅多にないけど)家族で出かけても、ネェネに肩車をしてもらうが、
父上には触れるのもイヤ。

ネェネに意地悪されたり泣かされたり邪険にされたりして
「ママーー!!(/_;)ネェネ怒って〜〜!!」と泣きついて来たときに
私があまり取り合わずにいると、
やんちゃぁは、これはチャンス!とばかりにナナたんに近寄り

「ナナ!(愛情ありげに)父上が抱っこしてやるけん、こっち来い!」と言っても、

「イヤッ!!!!」
「父上、大っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チライ(キライ)!!!!!!」

と、公衆の面前で屈辱発言を繰り返され続けたやんちゃぁ。


「もうええわい。ナナなんかキライ!」

と、負け犬の遠吠えのように、地味に言い返すも、あまり本気で言うと、
ますますナナたんに嫌われるこを恐れるがあまり、離れたところで小さく言う。

お風呂に入っていても、父上が入ってくると、絶対に一緒に湯船に入らない。
ムリに一緒に入れようとすると、この世の終わりかというくらいの号泣で拒む。
「もう、出る〜〜!」と言って、一人でさっさとお風呂を出てしまうくらい、
父上がキライなナナたん。

そんなナナたんでも、唯一父上に近づく時がある。
父上が何かを食べている時だ。

やんちゃぁが何かを食べていると、ナナたんが近寄ってメチャクチャかわいらしく
「ナナたんにも ちょ〜〜だい♪」と言ってくる。
いつもは冷たくされているやんちゃぁなので、この時は、ここぞとばかりに
嬉しげに分け与える。


solaちゃんの時はどうだったのか。

solaは、やはり普通と違っていて、そんなに愛嬌ある口調や動作もないかわりに、
人見知りも恥ずかしがりもなくて、父上と何週間もず〜〜っと顔会わさなくても、
会えば普通に父上に近づいて普通に抱っこされたり、簡単な遊びにつきあったり、
いいように使われたり(「○●持ってこい!」と言うと、ホイホイ持って行った)して、
よそのお父さんが、赤ちゃんの人見知り時代に娘がなついてくれない、という話を
聞くたびに、「オレはsola、なついとるけん。」とドヤ顔で言い放っていた。

「普通は、かいがいしく遊んでもくれない、特別に優しくもなく、
家でも気が向いたときだけ相手するような父上には、馴染まないもんやし、
むしろ嫌いになってもおかしくない状態やけど、
solaちゃんは特別で、そこらへん気にせんタイプやけん。
普通と違うんよ。
他の子もsolaちゃんみたいに思とったら大間違いやけん、
調子に乗ったらいかんよ。」

と、何度も釘をさしていた私だが、ようやく9年の年月を経て、
ナナたんでそれをイヤと言うほど実感するのだった。



ここまで徹底的に嫌われたら、普段怠惰なやんちゃぁからすると、
もう諦めるかなぁと思っていたのだけど、
案外とやんちゃぁもネバってナナたんに喰いつく。

solaちゃんにはしたこともなかったようなことをしてあげる。

何のために呼んだのかわからないが、
ナナたんに、「父上、ちょっと来て〜。」と言われようもんなら、
自分の部屋のベットの上でダラ〜っと引きこもっているやんちゃぁが
わざわざ体を起こしてリビングまで出てくるなんて、私からしたら驚愕!
(ちなみにこの時、羽毛布団からはみ出た小さな羽毛が、
ナナたんは虫に見えたらしく、それを退治して欲しかったらしいが、
父上が「虫じゃないよ。」と言ってつまみ、ゴミ箱にポイしてあげるという優しさ!!)
   ↑ ↑
(これ優しいか?と、普通の人なら思うかもしれないが、
我が家のやんちゃぁを知ってる人なら驚きの事実!)


でも、「虫」と思われる羽毛を退治してもらっても、
そのあとやんちゃぁが親しげにナナたんに話しかけても無視。
面白いくらいに無視。
聞こえてないの?ってくらい無視。

ナナたんのなかの根はかなり深い。
私の恨みがお腹の中でナナたんにDNAレベルで伝わったか。
新生児の頃やんちゃぁがメチャクチャな理論で私を怒鳴った時のことを、
深層心理にまで刷り込んだのか。

今のところ、私も少しはやんちゃぁが気の毒になって(少しだけね)、
ナナたんの興味がやんちゃぁに向くようにいろいろ仕向けてみるが、
全く効果なし。



ところが今日。

月曜日の朝は、いつもナナたんは保育園に行くのを渋る。

渋るけど、行ってしまえばいつも、楽しげに遊んでるから、あまり心配もしていない。

で、いつものとおり、「ナナちゃん、保育園に行きたくないーー。」と言いだした。
たまたま今日はやんちゃぁが休みだった。
私はちょっと、99%ダメだろうけど、言ってみるかな、と思って

「じゃあ、今日、保育園行かずに、父上とお留守番する?」と訊いてみた。

すると予想外に「うん。」と言う。

ホンマか〜?!
と思いつつ、私の準備が整い、本当に父上と留守番でいいか、再度確認した。

「ママ、お仕事あるけん、夕方までおらんよ。ずーーっと遅くなるよ。帰ってくるの。」
と念押ししても「いいよ。」と言う。
「保育園で、お友達と遊ぶ?」と訊いても首を振る。
「ホントに、父上と二人でず〜〜っとおる?」と最後に確認。
「うん、父上とおる。」

よし、そこまで言うなら、父上と いてもらいましょう。

一応、お昼はおにぎりでいいから、とやんちゃぁに伝え、家を出た。


昼ごろ、お昼御飯のことで電話かかってくるかな〜と思ったけど、着信なし。
夕方もいつものとおり、買い物して6時半ごろ帰宅。
ナナたんはお昼寝(夕方寝)中だった。

なんと、お昼は父上と一緒にスーパーまでお散歩して、チョコレートと、入浴剤を
買ってもらったらしい、と、solaちゃんから報告を受けた。
8時頃ようやく目覚めたナナたんに、「父上とお留守番してえらかったねー!」と言うと、
「父上、買ってあげたの(買ってくれたの)。アンパンマンのチョコレートとゴーバスター。」
(ゴーバスターとはなんかよくわからんが、戦隊ものの今時のやつ?
ナナたん、見たことないくせに、保育園でお友達が言ってるから、知ってるみたい)
「お散歩行ったの。」
などと、キチンと報告ができた。

ちゃんと、お手手つないでスーパーまで行って帰ったらしい。
お昼は、ちゃんと、ゆかりのおむすびを作り、
やんちゃぁの食べていたカップラーメンも欲しがったのであげた、と。

おおーーーーーーーーー!!!



朝、つい、保育園行きたくないあまりに父上と留守番する、と言ってしまったものの、
数時間ですぐ後悔して号泣しているのかと思いきや、
やんちゃぁもここぞとばかりに名誉挽回のために一所懸命尽くし、
駄々こねることもなく、無事、1日を過ごしたようだった。

そのあと、私とナナたんでお風呂に入っているときに確かめてみた。

「ナナたん、ママのこと好き?」「うん、ママしゅき(好き)。」
「ネェネは?」「ネェンしゅき。」
「ばぁばは?」「ばぁばしゅき。」
と、やり取りをした後に、
「父上は?」と訊くと、いつもなら

「父上 大・・・・っチライ(キライ)!」と言うところを、

「父上しゅき(好き)。」と言ったのだ!!!


「父上優しい?」と続いて訊いてみた。
いつもなら「父上やさしくない。チライ。」と言うところを、
「父上優しい。」とも言った!


屈折3年半。
とうとうナナたんに「しゅき(好き)」と言ってもらえたね。

やんちゃぁに伝えると、「今日はずっと一緒におったけん、今日だけよな。」と、
珍しく弱気な発言。

絶対に内心嬉しかったはず。

よって、我が家では、今日を「父上記念日」とします。
posted by ギャロパン at 23:59| 愛媛 ☀| Comment(19) | TrackBack(0) | 子ども | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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