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2010年01月25日

solaちゃんの見た悪夢

solaちゃんは、普段、男勝りでがさつで威勢がいいのに、やたら臆病である。
小さい時から暗いところは大嫌いで、未だに一人で暗い部屋へ入れない。
1m先に私がいたとしても。

そして、よく怖い夢を見る。

怖い夢を見た日の朝は、まず、「solaちゃん、怖い夢見た〜〜。」と
地味にすり寄ってくる。

solaちゃんの怖い夢は、大抵、『知らないおじさん』が家へ侵入してくる夢だ。

「知らないおじさん」
私が昔、さんざん、知らないおじさんについて行ったらいかんよ、という話をしてたからかな。
もちろん、知らないオバサンも、知らないお兄さんもお姉さんもダメなんだけど。
夜になると、やたら戸締りを気にしはじめ、鍵を閉めたことを確認しないと
寝付けないのだ。

それはさておき、
怖い夢を見たというので、どんな夢?と聞いてみる。
そして、そんなの夢だし、なんでもないよ、って、一蹴して気にしない、気にしない、って
感じでフェードアウトさせていくのがいつもの私の手。

それが、この日曜日に見た夢は、なかなか言い出さない。

しゃべるのが苦手なsolaちゃんだから、
こちらから誘導尋問的に、「見た目が怖いの?気持ちが怖くなるやつ?」とか
「知ってる人?知らない人?」とか、
「誰かに殺されそうになった?追いかけられた?」(これ、私がよく見る怖い夢)とか
聞いてみるけど、どれも違うって。

なんとなく言い出しにくいのか、うまく説明できないのかわからないが、
まあ、心の傷をほじくるようなことをしてもいけないかな、と思い、
その場はそこでとどめた。


日曜の朝は、私が7時台に目覚め、solaちゃんが8時頃目覚め、
solaちゃんが起きると、ナナちゃんも起こされる、というお決まりコース。

で、ナナちゃんがsolaちゃんによって起こされたのだが、
ナナちゃんは寝起きだろうがなんだろうが、いつも愛想がいい。
起きた瞬間からニコニコしている。

「ママ〜〜!!ナナちゃん起きたよ〜〜!!」と言ってくるので、
(あんたが起こしたんだろ)と思いつつ、「連れてきて〜〜!!」と言うと、
ニコニコのナナちゃん登場。

姉にぞんざいに扱われようが、いきなり布団はがれようが、ニコニコで登場。

ついつい、私も顔がゆるんで、そのかわゆいホッペにチュッチュしたくなって、
「食べちゃいた〜〜い!」と言うと、
さっとsolaちゃんの顔色が変わった。

「ママ、solaちゃんの夢、トラが出てくるんよ…。」

あれ?なんで急に夢の続き話出したのかなぁと思いつつ、
興味があったので、その後、うまく話を引き出してみた。

すると、こうだ。



*****************************

ナナちゃんが、トラに食べられそうになった。

髪の毛をガジガジやられているところに(まだ肉は食べられてない)、
solaちゃんが慌てて救出に行った。

その時ママは何をしていたのかというと、ただ、泣いていた、と。

「solaちゃん、トラ怖くなかった?」
「怖かったけど、ナナちゃん助けるために、力出したんよ。」
「ママ、なんもせんでいかんねー。」

で、solaちゃんがナナちゃんを救出した後、ママのところに向かって走ると
(ご自慢の足で)(速さには自信があるので)、
ママがsolaちゃんにマントを投げ、そのマントをsolaちゃんとナナちゃんがつけると、
solaを飛べるようになって、空に逃げた。(アンパンマンの影響か?)
それで、ナナちゃんもsolaちゃんも無事だった。

「でもねー、一番いかんのは父上なんよ。」
「父上も出てきたん?」
「父上ね、悪いトラの仲間でねー、ナナちゃんをトラのえさとして渡したんよ!」

********************************

(ほーーー。シュールだが、普段のやんちゃぁの行動から反映されてるな。)

普段、やんちゃぁは、そらちゃんのことを「エサ」と言いながら ガジガジかんだり、
「ライオンごっこしよう。」と言いながら、「solaはエサ役。」と捕獲したり噛んだりしている。

それは、やんちゃぁなりの愛情なのかもしれないが、
物心ついたころからずっと、一貫して「solaは父上のエサ。」と言い続けているので、
どこまで本当なんだか冗談なんだか、まだ小学3年のsolaちゃんには判断つきかねるようだ。
ナナちゃんが生まれたときも「エサが増えた。」とsolaちゃんに言っていたし。



しかし、夢はまだ続きがある・・・・




********************************
********************************

それで、マントをつけたsolaちゃんとナナちゃんは、空中から下の様子を見ていた。
ママ(私)と父上(やんちゃぁ)が大ゲンカをしていた。

「なんでナナちゃんをエサにするんよ〜〜!!!」


「よかろが!!!(いいだろ!)あげたかったけんよ!!
(あげたかったからだよ!)」


と「父上逆ギレしてた…ママが言っとること正しいのに、父上いかんことしとんのに…
父上、悪い奴の仲間になって、ナナちゃんトラにあげたんよ!」


********************************
********************************



更に、
(ほーー!!!!言い得て妙だ。)

まあ、この半年、さんざん やんちゃぁとケンカをしたが、
それを全部 子供に隠してしていたかというと、目の前で怒鳴りあいのケンカも確かにやった。

そして、そのケンカも、solaちゃんの目から見て明らかに、
やんちゃぁが屁理屈こねて、自分勝手な価値観を振り回しているだけ、
という図に映っていたのだ。
(私、変な入れ知恵してないよ!)


この『怖い夢』の話をやんちゃぁにしてみた。
約3ヶ月ぶりくらいに、まともに会話をしたかな。
これでお前も少しは反省しろってつもりで。
いたいけな娘にこんな怖い思いさせやがって…。

しかしその話を聞くと、何故か嬉しそうなやんちゃぁ…。

「あいつ、またエサとして食ってやろ。」


っておい!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。












「solaちゃんねー、ナナちゃん死んだら死んでしまう。」

それぐらい かわいがってやってるんだよね。
100116_1.jpg 100116.jpg

だから私も
「ナナちゃん死んでsolaちゃん死んだら、ママも死んでしまうけん、
solaちゃん死なんとって。」
と言うと、「solaちゃん死なんよ!」と強気で返してくる。

小学生のくせに、やたら「死ぬ」とか連発するけど、
そこに深い意味はない。
それはただ、想像力が高まっているだけで、本当の「死」に直面したときのことなんて、
まだまだ想像もついてないと思うよ。
だから、簡単に「死」を口にするんだと思うけど、

死んだらどこへ行く?
死んだじいちゃんが見ている。
ママ、もしsolaちゃん死んだらどうする?
solaちゃんの前世は○○だったかもしれんね。
solaちゃん、ママが死んだら生きていけん。



私、父が亡くなったときに、本当の意味で「死」を身近に感じた気になってたけど、
我が子が死ぬって考えた時の方が、もっともっと恐ろしくて
もっともっと悟ることがあるような気がする。




あら、solaちゃんの怖い夢が深い話になっちゃいました。
ついでに、年明け一発目の記事だったのに、これ?
posted by ギャロパン at 23:42| 愛媛 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 子ども | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ〜 うるうるきた〜。
泣ける〜〜〜。

solaちゃんが愛する妹を命をはって助けたのに!
その夢がトラウマになりそうなくらい怖かったのに!

逆にそれがやんちゃぁのSっ気に火をつけるとは…

きっといつかやんちゃぁは
長女からの逆襲に合うでしょう。

ナナちゃん美人さんね〜〜!
Posted by さおらも。 at 2010年01月26日 14:11
>さおらも。

あれ?笑わせるつもりだったんだけど。

書いていくうち、方向が変わっちゃったかな。

そう、solaちゃんもいつまでもエサとしていじられるわけにはいかんのよ。
母の苦労もだんだんとわかった大人になってくれるのよ。

ナナちゃんかわいすぎるやろ?
親バカ過ぎるのごめん?
まーー、否定はしません。
が、将来はまだ、断定はできないかなー。
って、どこまでテング?
Posted by ギャロパン at 2010年01月26日 16:32
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